バーチャルオフィス
リージャス徹底レビュー——世界最大手バーチャルオフィスの実力
バーチャルオフィス世界最大手のリージャスを徹底レビュー。日本国内180拠点超のスケールが提供する価値。
世界120カ国・3,500拠点超を持つバーチャルオフィスの最大手がリージャス(Regus)だ。日本国内にも180拠点超を持ち、東京・大阪・名古屋・福岡など主要都市の一等地に拠点を構える。本稿では実用面での評価をまとめる。
リージャスの基本情報
運営会社
IWG (International Workplace Group) plc — ロンドン証券取引所上場のグローバル企業。日本法人は日本リージャス株式会社。
拠点数
日本国内: 180拠点超(東京40拠点超、大阪・名古屋・福岡などにも展開)
主要プラン
- バーチャルオフィス: 月額10,000円〜30,000円
- コワーキング: 月額20,000円〜50,000円
- レンタルオフィス: 月額60,000円〜数十万円
強みポイント
1. グローバルブランドの信頼性
世界120カ国で運営する大手という事実が、銀行・取引先からの信頼度を担保する。創業時のスタートアップが「リージャス銀座」を本店所在地にすると、それだけで企業実態の説明コストが下がる。
2. 拠点ネットワークの活用
1拠点契約でも、世界中のリージャス拠点のラウンジを利用できるプランがある。海外出張時に作業空間を確保したい場合に有用。
3. 法人登記対応の安定性
すべての拠点で法人登記対応。長期運営拠点が多く、登記住所として「ブラック化」しているリスクが低い。
4. 上位プランへのアップグレードが容易
バーチャル → コワーキング → レンタルオフィス、と事業拡大に応じて同じ拠点内でアップグレードできる。住所変更登記が不要なのは大きな利点。
料金体系の特徴
料金は拠点ごとに異なり、東京の有名ビルでは月額20,000〜30,000円が中心。一方、地方や駅から離れた拠点では10,000円台のプランもある。公式から拠点別料金を確認するのが確実。
初期費用は契約時に1〜3ヶ月分相当が必要。短期間で解約すると初期費用が大きい点は注意。
使う上での注意点
注意1: 料金は拠点とプランで大きく変動
同じ「リージャス」でも拠点ごとに料金が違う。「リージャス丸の内」と「リージャス品川」では月額1万円以上の差が出ることも。
注意2: 解約時の通知期限
解約には3〜6ヶ月前の通知が必要なケースが多い。短期利用には不向き。
注意3: 自動更新条項
契約は1年単位で自動更新が基本。更新時の料金改定もあるため、契約書の更新条項を確認する。
競合との比較
| 項目 | リージャス | GMOオフィスサポート | レゾナンス |
|---|---|---|---|
| 月額 | 10,000〜30,000円 | 660〜2,750円 | 990〜5,500円 |
| 拠点数(東京) | 40拠点超 | 15拠点 | 3拠点 |
| レンタル並行利用 | ○ | ×(別契約必要) | × |
| グローバル拠点 | ○(120カ国) | × | × |
| 登記住所のグレード | 非常に高い | 高い | 高い |
リージャスが向く事業者
- BtoBで大手企業との取引が中心
- 国際取引のある事業者
- 近い将来、レンタルオフィスへ移行する見込み
- 登記住所のグレードを最重視する
リージャスが向かない事業者
- 固定費を最小化したい1人法人
- BtoCのEC・個人サービス
- 住所貸しのみで足りる事業者
低コスト重視ならGMOオフィスサポート(月額660円〜)やレゾナンス(月額990円〜)の方が適している。
導入のステップ
- 公式サイトで拠点・プランを比較
- 希望拠点に内覧申し込み
- 担当者から見積もり提示
- 契約締結・登記情報の登録
- 登記対応開始(契約から数営業日)
よくある質問
Q. 海外拠点も登記に使えますか?
A. 海外拠点を本店所在地にする場合、その国の登記制度に従う必要があります。日本法人なら日本国内の拠点を本店所在地にするのが一般的です。
Q. リージャスの料金は交渉できますか?
A. 大型契約・複数拠点契約なら交渉余地はあります。1人プランは表示価格通りが基本です。
リージャスは「グローバルブランド・拠点ネットワーク・上位プラン移行性」の3点で他社と差別化されている。事業規模拡大の見通しがある事業者には特に向いている。